初心者も上級者も基本をおさらい! 電子メールの特徴と利用シーン

メールマーケティングに日々用いられている電子メールの基礎知識と利用シーンをお伝えします。

1 電子メールとは?

電子メールまたはEメールは、インターネットを介してパソコンや携帯電話・スマートフォン・タブレットなどからテキストメッセージの送受信を行う手段のことをいいます。
送受信のためのアドレスはメールアドレスといい、example@mail-promotion.jpといった形式を持ちます。
また、テキストメッセージの他にも文書や画像のファイルを添付して送受信することも可能です。

広義では、電子メールの中にはEメールに加えて電話番号を用いてテキストメッセージの送受信をするショートメッセージサービス(SMS)も含まれます。
本記事では、電子メールのうち一般的にメールマーケティングに用いられているEメールについてクローズアップしていきます。

2 電子メールの特徴

2.1 プッシュ型のツールである※

※ポーリング型電子メールを除く
メールの受信は、これまではメールサーバに到達し蓄積されているメールを手動でサーバに問い合わせる方式(ポーリング型電子メール)が主流でした。
しかし1998年頃よりメールがサーバに到達した時点でリアルタイムに受信者に通知を行うプッシュ型電子メールが出はじめ、2015年3月現在、携帯端末を中心に主流になっています。

プッシュ型電子メールは、発信者の任意のタイミングで素早く情報を届けることができ、さらにメールによるアプローチからウェブサイトなどのプル型のメディアへの誘導も可能です。
しかしプッシュ力が高いがゆえに、発信の頻度や時間帯によっては受信者の迷惑となり、受信登録の解除に繋がるので運用には十分な注意が必要です。

2.2 インターネット環境があればどこからでも利用できる

近年では通信料金の低価格化などにより、携帯端末であっても自由にインターネットの利用が可能になっています。インターネット上で送受信を行う電子メールは、自宅でも会社でも道中でも、思い立った場所ですぐに利用ができます。

2.3 配信後の検証がしやすい

これは発信者のみにとってのメリットですが、他メディアに対して優位にある点です。電子メールは郵便や新聞・雑誌広告と違い、届いたメールがどの程度開封されているか本文中のリンクをクリックした人は何割かコンバージョン率は何パーセントかなどの、データを取得しやすい広告ツールとも言えます。

2.4 人口カバー率が高い

日本における携帯電話の世帯普及率は94.5%、そのうちスマートフォンの世帯普及率は49.5%と言われています。

参照:総務省・平成25年版情報通信白書・主な情報通信機器の普及状況(世帯)

このことをふまえると、現在ほとんどの携帯電話・スマートフォンには標準で電子メール機能が搭載されているので、日本に住んでいるほぼすべての人は電子メールを利用できると言えます。
人口カバー率が高いということは、それだけスタンダードな伝達手段であるということですね。電子メールがどのような場面で使われているのか、次の「電子メールの利用シーン」で具体的な例を示しながら解説をしていきます。

3 電子メールの利用シーン

本項では1つの送信者から多数の受信者に送信する場面に限定して、電子メールの代表的な利用シーンをご紹介します。

3.1 メールマガジン

企業や個人が消費者に対してお知らせをするために送られるメールで、海外ではニュースレター・ウェブジンなどとも呼ばれています。ほとんどが定期的に発行されており、月末や月初には配信数が多くなる傾向にあります(コンビーズ調べ)。
「メールマガジン=セールスのためのメール」という認識をされがちですが、コラムの連載やウェブサイトの更新情報のお知らせなど、幅広い用途に用いられています。O2O(オンライン・トゥ・オフライン)やCRM(顧客管理)との関連性も高いですね。

3.2 ステップメール

ステップメール・イメージ
お問い合わせがあった日・買い物をした日・セミナーに来場した日など、ご利用者によって異なる日時を基点に自動でメールを配信する機能をステップメールと呼びます。あらかじめ文面を用意しておけば、それぞれの日時を基点に自動的にメールが配信されます。
例えば、お買い物の7日後に商品のアフターサービスの案内メールを送ったり、要点ごとに文面を用意してのメール講座などといった活用が可能です。

3.3 ネットショップなどウェブサービスの利用確認メール

ネットサービスの多くは、利用時に入力したメールアドレス宛てに購買や申し込みの控えとしてのメールが送られてきます。多くが自動返信メールで、消費者の行動と連動してほぼリアルタイムに送信されています。
利用の控え以外にも、商品の発送完了のお知らせなどのメールがあります。

3.4 空メール

主にウェブサービスのユーザー登録やメールマガジンへの登録に用いられています。
登録希望者が、指定のメールアドレスに本文が入力されていないメール(空メール)を送信し、その空メールに対しての自動返信メールで登録の手続きを行います。
フォームに入力するタイプのメールアドレスの取得では入力間違いの懸念がありますが、空メールだと受信者のメールアドレスを正しく取得でき、また登録希望者も携帯端末での煩雑なメールアドレスの入力を避けられるというメリットがあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。このように電子メールの利用シーンは実に幅広く、現代生活においては欠かせないツールであると言えます。
かくいう筆者も、スマートフォンで友人とやりとりをしたり、パソコンでネットショップの購入確認メールを受け取ったりしています。
誰でもいつでも利用できる、この特徴は他のツールの追随を許しません。