今回の記事は、新たにメール販促を担当することになった方に捧げる、その名も「メール販促初心者のための5大運用基本ルール」です。
たったこれだけを日々心がけておけば、メール販促に迷った時でもきっと大丈夫。
1 メール販促って?
読者(エンドユーザー)の購買行動などの結果を目的とした、メールによる告知全般をメール販促といいます。
メールプロモーション・メールマーケティングなどとも呼ばれており、メールマガジン(メルマガ)やメールニュースを運営されている企業も多いですね。
メールは新聞・雑誌・テレビなどのメディアに比べて安価で、規模が小さな企業・運営者でも取り入れやすい点が魅力です。費用対効果が高い販促ツールと言えますね!
2 これだけ守っておけば大丈夫!
これは言わば鉄の掟です。ちょっと厳しい響きのように聞こえますが、逆にこの5つさえ常に心がけていればメール配信に対しての心構えはバッチリなのです。
いつも心にこの5大ルールを!
2.1 メール配信で達成する目標を決める
メールはあくまで手段に過ぎません。
「売上をアップさせたい」「見込み客を増やしたい」などのぼんやりとした目標から、具体的な手法に落とし込んでみましょう。
2.2 発信するテーマと受信者の層を明確にする
欲張ってはいけません!
これが意外なようで、定められていないメール発信者さんが多いのです。
たくさんのお客さんに読んでもらいたいというのはもちろんですが、例えば大阪のお客さんに羽田発の旅行のご案内をしても仕方がないですよね。欲張らずに、読者の特徴にきちんと沿ったメールを心がけましょう。
自分が作成するメールを、どのような読者に読んでもらいたいですか?イメージしてみることが大事です。
2.3 メール全体の構成を考えよう
今回のメールで一番言いたいことは何か…?メールはどんな流れにしようか…?など一通のメールのストーリーを実際に作成する前に考えましょう。
定期的に送るメールであれば、毎回のメールの統一感は重要です。レイアウトもですが、適切な文字量も同時に心がけましょう。
- 差出人名
- メールアドレス
- 件名
- 本文の構成
さらに、可能であれば文章のルールも定めましょう。
口調(丁寧・謙譲・尊敬・ラフに・である調)や温度感はある程度統一されていたほうが、毎号のギャップが少なく好印象です。
2.4 配信する時間帯と頻度は重要
タイミングを見誤らないようにしましょう。こちらが送りたいタイミングよりも、読者が欲しいタイミングを意識できれば理想的です。
役立つ情報もタイミングがズレてしまうと読んでもらえない…などといった事態につながります。
またどのような内容のメールであっても、夜分遅くや朝早くといった配信はなるべく控えましょう。
2.5 法令遵守! ルールを守って公正なメール配信を
特定電子メール法や景品表示法・著作権法・個人情報保護法などにのっとって、正しいメール販促をしましょう。
- 許可を得たアドレス以外には送ってはならない
- メールの文面には発信者の情報を必ず入れる
- 物品の成分・価格などの表記には細心の注意を払う
など
3 おわりに
3月や4月は組織変更や異動が多い月ですね。この春から新たな業務に携わる方も多いのではないでしょうか。
新しくメール配信の担当者になった方はもちろん、長年携わっている方も原点回帰として、今回の記事をお役立ていただければ幸いです。