真のイチオシ商品には「売れる仕掛け」を準備する

売れる商品
自社にしかない商品を扱っているネットショップは強いです。オリジナリティがあれば、ファンを獲得しやすいですし、口コミで評判がどんどん広がっていきます。

ただし、そのファンを獲得するまでが大変です。どんなにいい商品でも、工夫なくして勝手に売れるということはないのです。

この記事では、特におすすめしたい商品を売るための施策をご紹介します。

売れる商品こそ最初の仕掛けが肝心

商品を売り出すためには、最初に計画的なプロモーションを行うことが肝心です。いつ、どんな方法で、どれだけの予算をかけて、どれだけの売上見込みを鑑みてプロモーションを行うか、十分に検討してください。

お客様に商品を知ってもらう方法の一つに、広告があります。新聞のような紙面の広告もあれば、インターネットやソーシャルメディアの広告もあります。いずれの媒体も閲覧者が多いため、商品を認知してもらうにはぴったりの施策でしょう。

ただし、「どんな商品なんだろう?」と思ってくださった方に対し、商品に関する十分な情報を提供する必要があります。広告の宣伝を派手にしても、説明が不十分では誰も買ってくれません。

売りたい商品をひとつに絞ったプロモーションが効果的

広告を見てくれた方に対し、効果的なプロモーションを行うための手法として、ランディングページと動画マーケティングがあります。ランディングページは静的なコンテンツ、動画マーケティングは動的なコンテンツです。一見真逆にも思えますが、共通しているのは、どちらも一つの商品に絞って紹介するという点です。

具体的にどんなコンテンツなのか、それぞれの特長を踏まえてご紹介したいと思います。

1.ランディングページ

ランディングページとは、検索結果や広告などの経路を経て、訪問者が最初にアクセスするページです。ランディングページは一般的に、縦長にレイアウトされた長いページを指します。ページ移動による離脱を防ぐことができ、商品の良さを順序立てて説明できるという特徴があります。

a. ランディングページのメリット

「商品の良さを順序立てて説明できる」という点は、商品をアピールするうえでかなり大きなメリットになります。この商品はどんなものなのか、なぜ素晴らしいのか、買うことでどんな良いことがあるのか…と、お客様を納得させやすい順序で商品を紹介できるからです。

ネットショップの商品紹介ページで詳細な説明文を用意しても、レイアウトの制限によって言いたいことが全て紹介できなかったり、お客様が全ての情報を見る前に、他のページに遷移してしまったりします。

しかしランディングページなら、余すことなく商品の魅力を伝えられます。その上、強調したいポイントはデザインを工夫して目立たせることも可能です。お客様の記憶に残りやすい、購買欲をくすぐる販促が可能になるのです。

b. ランディングページは年中無休で働ける有能営業マン

ランディングページは、しばしば「優秀な営業マン」に例えられます。お客様が買いたくなるような仕掛けをたっぷり設けておくことができるうえに、一度作ってしまえば24時間365日休みなく営業をしてくれるからです。その有用性から、今では多くのネットショップがランディングページを制作しています。

もしも必ず売りたい商品があるなら、ランディングページを作成することをおすすめします。

ランディングページはある程度の知識があれば作れますが、ネットショップを運営していると作成に時間がかかったり、作った後のABテストができずに「作りっぱなし」になることが多いです。

もし自分で作ることが難しいようであれば、外注を請け負う業者も多々ありますので、予算と相談して依頼してしまうのも一つの方法です。
→【関連サービス】ランディングページ制作代行

2.動画マーケティング

動画マーケティングとは、文字通り動画で商品紹介を行うコンテンツを指します。最近では動画容易に撮影し、ネットにアップロードできるようになったため、主流になりつつあるマーケティング方法です。動画プロモーションなら、商品の魅力や特長を実演で伝えることができる上、登場人物の表現力が視聴者へ共感を与えることもできます。

a. 動画マーケティングのメリット

動画マーケティングのメリットは、通販番組のように、商品の特長や利点をダイレクトに説明できる点です。文章だけで商品を紹介するよりも圧倒的に訴求力が高くなります。

動画マーケティングには、役者やモデルを起用してブランディングを図る動画もあれば、商品紹介に特化してお客様の「買いたい」欲求を刺激するような動画もあり、その様式はさまざまです。

しかし、商品に対し、具体的なイメージを持たせることができるという点は共通しています。購入を迷ったとき、お客様に商品を使っている様子を想像させられるかどうかが売上に大きな影響を与えます。

b. 動画のプロによるマーケティングがメジャーに

最近では、YouTubeに投稿した動画の再生数により、Googleから広告収入を得るYouTuberという職業も生まれました。

再生数が収入に直結するとあって、YouTuberたちもタレント性を身につけており、多くのファン(チャンネル登録者)を抱えています。動画の内容は、YouTuber自身が好きな商品などを紹介することが多いですが、企業と正式なスポンサー契約を結んで商品PRを行うサービスも出てきています。YouTuberが一人のユーザーとして商品の特長や感想を伝えてくれるので、その魅力がダイレクトに視聴者に伝わります。新規顧客の獲得を目指す企業にとっては、最適な動画プロモーションと言えるでしょう。

動画制作を自社で行おうとすると、機材の準備や出演者の手配など、相当な費用が掛かってしまううえ、表現力や編集の知識も必要になってきます。スマホで簡単に撮れると思ったら、なかなか思い通りの動画ができない…というパターンも少なくありません。

自力で制作するのが難しい場合は、他社に外注したほうがずっと早く、安くてきれいな動画が用意できます。動画マーケティングも主流になりつつあり、比較的安く請け負ってくれる企業も増えてきているので、製作費と売上見込みとを見比べながら検討してみてください。
→【関連サービス】動画制作代行



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