顧客が思わず読みたくなるメールを送る6つの法則~Step. 4 ~

思わず読んでしまうメルマガ
前回は「6 Ways To Send Emails Your Customers Will Love(顧客が思わず読みたくなるメールを送る6つの法則」のなかから、Step. 3 差出人アドレスの設定をテーマにご紹介してきました。

今回はStep. 4をご紹介します。

 

簡単なA / Bテストを行なってみよう

Visual Website OptimizerやUnbounceなどの素晴らしいツールのおかげで、オンラインビジネスに精髄した人たちは、ランディングページやページ遷移の改善に向けてA / Bテストを活用しています。

しかしながら、本来はA / Bテストに取り組むべき人たちとの会話の中で、テストに関する話題が出たことはほとんどありません。
A / Bテストと聞くと小難しい印象を受けるかもしれませんが、シンプルなものであっても効果を得ることができるのです。

私(本記事の著者であるChris Hexton氏)が行なったテストを例に挙げてみましょう。
つい最近、私のブログ投稿のアップデートメールに関するフォーマットについて下記のテストを行いました。

  • メール本文に記事がすべて載っている方がいいですか?または、ブログのリンクを貼り付けたサマリーのみが載っている方がいいですか?
  • ブログのコメントは私信(アップデートメールに対する返信)の方がいいですか?もしくはブログ上から記事に対して直接投稿できる方がいいですか?
  • ブログの記事投稿メールは、あなたがイメージしているものと異なりますか?

すべての仮説は、あなたの顧客(読者)がもっと読みたくなるメールを書きたいという気持ちに由来するものです。
読者に開封、クリック、メールからコンバージョンをさせることは重要です。
今日の市場ではメールマーケティングソフトウェアのお陰で、上記のようなテスト結果を簡単に分析・確認することができるのです。

さぁ・・・次回キャンペーンメールを書くときは、以下の様な簡単テストを行うことを頭に入れておこう。

  • 差出人アドレスのテストをしよう
    • 普段、使っている「Chris from Vero」という差出人アドレスを「Chris Hexton」に変えてみることで、開封率がどの程度変化するのか
  • 件名のテストをしよう
    • 大文字 or 小文字、短い件名 or 長い件名、リード文と同じ件名を好むかなど
  • テンプレートをテストしよう
  • フォーマットをテストしよう
  • 提案やアンケートをテストしよう・・・etc

こちらは私が行なったタイトルラインに関するテスト結果です。
私は単にタイトルラインから「Vero(ベロー:人名)」を外し、「ミステリアス」で「魅力的」、つまり言うならば―知的な雰囲気―にしようと試みた(恐らく名前を伏せて怪しい感じの件名にしたと思われます)のですが、開封率は劇的に下がりました。
これもいい教訓になりましたよ!


出典元:http://unbounce.com/email-marketing/emails-your-customers-will-love/

まとめ

簡単なA / Bテストは必ずメールマーケティングにいい影響を与えてくれます。
たった数時間(もしくはそれ以下)、テストのフォーマットを作成・検証するだけで、読者が思わず読みたくなるようなメールを送るための成功法則を見つけることができます。

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