前回は「6 Ways To Send Emails Your Customers Will Love(顧客が思わず読みたくなるメールを送る6つの法則」のなかから、Step. 4 A / Bテストの実施をテーマにご紹介してきました。
今回はStep. 5をご紹介します。
メールの文章はシンプルなものにしよう
先週、Ryan Hoover(ライヤン・フーバー)氏が、Email First Startupsでメールを活用するためのセオリーについて素晴らしい記事をシェアしてくれました。
彼はメールがビジネスを軌道に乗せるための、いかに素晴らしい手段であるかをたくさん紹介してくれています。
メールは伝わりやすく、簡潔なものにしよう。
要点を得たメールを書くことに集中しない限り、読者の注意をひくことは難しいでしょう。
ライヤンはビジネスをはじめるための文章(記事)におけるメールのコンテンツのあり方について説明していますが、ビジネスに関するメールだけではなく、あなたが送るいかなるメールにも同じことが当てはまります。
キャッチコピーをシンプルにし、記事を書くためにたくさんの時間を費やしましょう。
その際、あなたのビジネスと関係のある顧客と今、どのステップにいるのかを踏まえましょう。
新しいキャンペーン・メールについて書くとき(もしくは何かしらのコンテンツを共有するとき)に、あなたの心に問うべき4つのステップについて紹介しましょう。
- この記事、読みたいと思う?
これは本当に重要なポイントです。
自分が書いた記事を読みなおすとき、常に考えてみてください。
「先を読んでみたい?」「これ以上、読みたくない?」 - 文章に語りかけられているように感じる?
トーン(ここでは、コーポレート・イメージにあった温度感での文章作成という意味合いが強いと思われる)をマスターすることは、とても困難です。
自分自身を見つめなおし、顧客とビジネスを正しく理解するために「内なる声」を認識する必要があります。
あなたの文章は、読む者に「素晴らしい」と尊敬の念を与えることができるか、プロフェッショナルであるか、文章のロジックに一貫性はあるか、常に確認し続けなければいけません。 - もっと短くできんじゃない?
多くの人たちは同じことを繰り返したり、たくさんのことを書きすぎたりする悪い癖があります。
長文自体は全く悪くない(コンバージョン率がより良いこともしばしば)ですが、デフォルト(『初めてあなたのメールを読む人』が文脈的に正しいと思われる)の状態では、さほどいい影響(読みたいという気持ち)を与えません。
必要に応じて、作成した文章を誰かに読んでもらい、文章を短くできるということを証明してもらおう。
文章はもっと短くできるはず! - CATを設定できてる?
メールを送る際に考えるべきことはCATです。
CATについて簡単に紹介しましょう。
CTAは「Call To Action」の略。日本語の意味としては「行動喚起」といったところ。
Webサイトで訪問者を、とってもらいたい行動に誘導することを意味し、多くの場合はボタンやリンクの形で表示される。
たとえば、資料請求をしてもらうことが目的のサイトであれば、「いますぐ資料請求をする」「無料で3日以内に届く資料を取り寄せる」といったボタンで、ユーザーを資料請求ページへ誘導するのがCTAとなる。
メール本文の中に一つだけクリックボタンを設けてみよう。購入ボタンや商品ページへのクリックボタンは、たくさん付けるのはタブーです。シンプルに、わかりやすく。あなたが購入させたい商品へ顧客を確実に誘導していこう。
まとめ
メールを送る前にしっかりメールを見直そう!
一貫性のある、良く書かれた文章(じっくり時間をかけたもの)を作成し、1つのメールに1つだけ購入ボタンを入れて、CTAを繰り返しましょう。